今回から数回に渡って、中学受験生としては一応成功した姉さんが、どんな感じで成長してきたのかを振り返ってみたいと思います。
 ちなみに、我が家が姉さんの中学受験を初めて考えたのは小学2年生くらいの時でした。ですので、早期教育にありがちな、〇〇式的な教育は一切行いませんでした。



 姉さんは2006年にこの世に生を受けた現在中学1年生です。妊娠が分かった時は、嬉しくて嬉しくて天にも昇る気持ちでした(これに比べれば、「合格」なんてちっぼけなもんです)。

 まず初めに、「赤ちゃん」についての文献・論文を読みまくりました(育児本ではなく、赤ちゃんの成長や心などを理論的に説明した脳科学的な本です)。赤ちゃんについて、知りたくて知りたくて仕方がなかったからです。

 いろいろ勉強して夫婦が出した結論は、「妊娠中の赤ちゃんでも、全てが分かっている人間であり、それを前提としてお腹の赤ちゃんと向き合おう」ということでした。と言っても、別に難しいことをしたわけではありません。多くの方と同じく、「胎教」として、お腹の中の赤ちゃんに話しかけたり、本の読み聞かせをしたり、外の景色を見せてあげたりしただけです。ただ、うちの場合、赤ちゃんがきちんと聞いている、見ていると本気で信じてやりました

 生まれてからも同じく、全て理解していると本気で信じてお世話をし、且つ、幾つかのことを特に徹底しました。徹底したこととは、

絵本の読み聞かせ・・・1日に最低3冊(成長してからは、もう1回、もう1回とおねだりされて、ママは寝落ちするまで付き合わされていました)、1年で1000冊以上、小学校入学までに延べ5000冊以上は読み聞かせたと思います。
 そのせいか、今でも読書好きです。むろん、将来的に国語の成績を伸ばすため、などということは一切考えてはいませんでした。

触れまくり・・・とにかく、触れまくりました。優しくなでたり、突っついたり、くすぐったり・・・起きているときは、刺激しまくりました。抱っこもしまくりました。「抱き癖」などという「癖」はないと今でも思っています。

話しかけまくり・・・話しかけると良く笑ってくれましたので、こちらも嬉しくなり、さらに話しかけ・・・と無限ループでした。成長するにつれ、本当に良く笑ってくれました(たいてい大声で)。目の前で踊ったり、変な動きをすると、これまた大喜びしてくれました。

 多くの育児書に書いてあると思いますが、いい刺激は本当に赤ちゃんの心の成長を促すと思います。
 
 また、個人的には、「地頭」というのは、優秀な遺伝子を持つご両親から引き継ぐだけではなく、むしろ、赤ん坊の時期から幼少時にかけて、どれだけいい刺激を与えてあげたかによって決まるもののような気がしています


(続く)



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